技術情報 2016年6月15日

＜＜バックアップの重要性＞＞

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身代金を要求されるウイルスが猛威を奮っています！
大企業だけでなく、中小企業も狙われています！！

情報セキュリティ大手のトレンドマイクロ株式会社は、2016年1～3月における国内外の脅威動向について発表しました。
その中で、2015年に日本で一気に広まった“身代金を要求されるウイルス「ランサムウェア」”の脅威は拡大し続け、2016年1～3月の被害件数が2015年1月～12月の1年間を上回り、740件の被害報告があったとのことです。

「ランサムウェア」に感染すると、パソコンやサーバーに保存してあるデータを見ることができなくなり、元にもどしてほしければ、“身代金”を支払えと要求されます。

感染しないためには、
・むやみにメールのリンクや添付ファイルを開かない
・OSやソフトウェアの更新プログラムが提供された場合には、速やかに適用する
・ウイルス対策ソフトをインストールする
ことが重要です。

ただし、これだけでは万全ではありません。
万が一に備え、日頃から、データのバックアップ（コピー）をとっておくことも必要です。
バックアップは、別の場所にとっておく必要があったりと少々手間もかかりますが、何かがあった場合にはある地点までは戻すことができます。

ウイルス対策だけでなく、システムにとっては有効な方法です。