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<<ビジネスメール詐欺で新たな手口が確認されました>>
上司や取引先になりすまし、多額の現金を振り込ませる「ビジネスメール詐欺(Business Email Compromise)」で新たな手口が確認されました!
2016年7月のトピックスで、「ビジネスメール詐欺」の増加について記載しましたが、現在までに世界中の総被害額は約5,700億円、4万件以上の被害が報告されています。
以前は、メールに添付されたファイルを実行すると感染するタイプのものでしたが、添付ファイルの危険性が認知され、実行されることが少なくなってきたようです。
そこで、新たな手口として、添付されているのはファイルではなく、HTMLのWebページになってきているとのことです。
添付されているWebページを開くと、ユーザ名とパスワードを入力するように誘導されます。
入力を促すため、「Gmail」や「Outlook」といった認知度の高いロゴが表示されているそうです。
情報を入力してしまうと、その情報が攻撃者のメールアドレスに転送されてしまいます。
引き続き、不審なメールの添付ファイルは、不用意に開かないよう注意が必要です。